TOYOTA プリウスαがマイナーチェンジされました。結構大掛かりなマイナーチェンジで、外装はフロントのデザインが大きく変更され、マイナーチェンジというよりは新しいクルマのようにも思えるデザインになっています。
ヴィッツのようなデザインに似ているので、前よりも良くなったかどうかは感じにくいですが、新しい感じはあります。今回は、外装の大きな変更以外にもボディーカラーや装備面でたくさんの変更点があります。
その他の変更点
新色の追加
新色4色(アティチュードブラックマイカ、ダークシェリーマイカメタリック、オレンジメタリック、スーパーレッドV)を含む、全9色を設定。
新装備
- 車線の逸脱を検知・警告するレーンディパーチャーアラート
- 夜間走行時にハイビームとロービームを自動で切り替えられるオートマチックハイビーム
- レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
- プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
- 1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能なBi-Beam LEDヘッドランプ
高級車では当たり前の装備が、追加されてきた感じです。
プリクラッシュクラッシュシステムに関しては、ほかのメーカーは完全に車両が停止する制御が当たり前の時代に、少し時代遅れなような感じがします。
TOYOTAは大好きなメーカーですが、装備面やエンジンなどの分野では利益優先な感じがあり、新しい装備などはほかの国内外の自動車メーカに遅れをとっている印象が強いですね。本日発表のFCV(ミライ)のように世界に先駆けて責めてくる分野もあれば、他社に遅れを取っているところもあり、その辺のバランスがとれていたらもっと魅力的なんですけど。
技術的に不可能ではないので、遅れているというよりは出してこないということなのかもしれません。
総評
外装、外板色、先進装備の追加が今回のマイナーチェンジ。大きなマイナーチェンジではありますが、クルマの基本は変わっていません。
ハイブリッドでワゴン系が欲しいという人には、これしか選択肢がないので、欲しい人には他に選択肢はありません。車検やその他の理由で、今買わなければいけない人で、このクルマがほしい人はオススメします。
そうでなければ、強く奨めるかといえば・・・・・?
その理由は、クリーンディーゼルなどの新しいジャンルの車もあるし、来年にはプリウスがフルモデルチェンジします。ただプリウスも当初の予定より遅れて、来年の年末ぐらいになりそうな噂も出ています。もしその噂が本当なら、当然プリウスαもまだまだ現行型を販売することになりますので、そのためのマイナーチェンジと言う感じもします。
次期プリウスは現行のTHS ⅡからTHS Ⅲへと進化します。絶対にワゴン!今すぐハイブリッド!というわけではない人は、もう少し様子を見てもいいと思うのですが。
Source : TOYOTA
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