そもそも、燃費なんて気にして乗るようなクルマでもないようにも思いますが、一つのDataとして参考にして下さい。
中型のスポーツタイプセダン、「LEXUS IS」 は、ドライブモードセレクトスイッチをSPORTS+に選択すると、結構満足できるスポーツ走行を堪能できます。ただ、それなりなので、3500cc のIS350には到底及びませんが、雰囲気は十分に楽しめます。エンジンも4気筒の割にはなかなかいいサウンドを作りこんでいる方だとおもいます。
本来は、クルマのキャラクター的にもグレード的にも走りを楽しむのが、一番似合っているクルマなのですが、最近はあまり飛ばす機会もなく安全運転ばかり。結局、手放す前は燃費走行をひたすら楽しむだけになってしまいました。
その時の最高燃費Dataや、普段のDataをお伝えいしたいと思います。
何も気にしない市街地の走行での実燃費
特に燃費走行もしない、かと言って急発進、急減速もしないいわゆる普通の運転での燃費です。
- エアコンOFF 気温15℃〜25℃ 15.0km / L 前後
- 特に冬場、シートヒーターのみON 13.0km〜15.0km / L
- 冬場、エアコンまたはヒーターON、プラスシートヒーター 13.0km / L 以下
- 夏場、エアコン ON 13.0km / L 前後
※平均値は道路状況にもよりますが、 だいだい13.0km〜15.0km / L の間でした。
少し飛ばした場合の市街地走行での実燃費
- エアコンOFF 気温15℃〜25℃ 12.0km / L 前後
- 特に冬場、シートヒーターのみON 10.0km〜12.0km / L
- 冬場、エアコンまたはヒーターON、プラスシートヒーター 10.0km / L 以下
- 夏場、エアコン ON 10.0km / L 前後
※当然燃費は下がりますが、ミドルセダンをラフに運転してこれくらいの燃費なら上出来です。
燃費走行をした場合の市街地走行での実燃費
- エアコンOFF 気温15℃〜25℃ 18.0〜19.0km / L 前後
- 特に冬場、シートヒーターのみON 17.0km〜18.0km / L
- 冬場、エアコンまたはヒーターON、プラスシートヒーター 15.0km / L台
- 夏場、エアコン ON 17.0km / L 前後
※とことん燃費走行にこだわった時の燃費です。もちろん昼間の渋滞を加味してもこれくらいの燃費はコンスタントに出ました。余談ですが、この時のタイヤの空気圧は基準値でのデータです。試しに4輪ともに基準値より+20kPaに設定した時は、更に 1.0〜2.0km / Lの燃費向上が見られました。
トヨタ式のハイブリッド「シリーズパラレル方式」での燃費走行の方法はこちら。
⇒「ハイブリッド車での燃費走行、高燃費の出し方!トヨタ(レクサス)車限定」
高速走行をした場合の市街地走行での実燃費
- 80km/h走行時 18.0km / L 前後
- 100km/h走行時 15.0km / L 前後
- 115km/h走行時 13.0km / L 前後
※あくまでの平坦路での値です。上りや下りを合わせても長距離の場合はだいたいこれくらいの平均値だと思います。
総評
TOYOTAのハイブリッドは乗り方次第で燃費が上がるので、走行距離の多い人は月のガソリン代がかなり変わってきます。今回の車両は「LEXUS IS 300h F SPORT」なので、そもそも燃費走行よりもスポーツ走行のためのクルマづくりがされています。タイヤサイズもフロント:225/40R18 88Yタイヤ&18×8J“、リヤ:255/35R18 90Yタイヤ&18×8 1/2J“で路面抵抗をかなり感じます。
F SPORT以外の17インチ仕様であれば、おそらくだいだい2.0km / L 前後は更に燃費が伸びると思います。
燃費走行のところでも書きましたが、タイヤの空気圧を少し高めに設定した17インチ仕様であれば、市街地走行での20.0km / L 超えも夢ではないと思います。カタログ値が23.2km / L も叩き出すことは可能です。一度だけ、途中渋滞区間もあった平日昼間の東京の環七通りで、24.0km / L 前後の燃費を出したこともあります。もちろんエアコン等は切った状態ですけどね。
と、言うことで、現在は「LEXUS NX 300h 」に乗り換えました。「LEXUS NX 300h 」の燃費データはこちら。
⇒「NX 300h “I package” の実燃費」(近日公開)
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