アストン・マーティンは2016年にデビューが予定されている次のDBについて、ネーミングの議論を社内で交わしているという。
デザイン・ディレクターのマレック・ライヒマンは、「DBであることは間違いない。しかし、その後につくナンバーが10になるかどうかはまだ決められていない。」という。
年代を追う毎に増えていくルールに則れば、DB10となる。しかし、もしそのルールが厳格に適用されていれば、現行モデルは本来DB8と名づけられるはずだった。ライヒマンは、ネーミングについて、例えばDB4などの過去の名前を再利用することも考慮に入れられているという。特に、このオールド・ネームの復活に、一部の上級幹部は熱心であるという。
新しいDB10(?)は、一新されたアルミニウム・プラットフォームを持ち、エンジンにはAMG製の4.0ℓツインターボV8を搭載する。エンジン自体は特別にアストン・マーティン専用に設えられたものではないが、エンジン・サウンド、レスポンス、フィーリングはアストン・マーティンといった感じがするという。また、エンジン・マネジメントや、エグゾースト・システムなどにも手が入れられる。パワーは既存の5.9ℓV12の517pに近い510psを発揮。トルクは現行の63.2kg-m/5500rpmから66.2kg-m/1750rpmにまで高められているという。
また、インサイダーによればそのボディ・ウエイトは劇的なダイエットを受けているという。もちろん、燃費やエミッションも20%以上向上することとなる。
トランスミッションは、メルセデスの9速オートマティックが組み合わせられる。
ライヒマンによれば新しいDBは、現行モデルの進化形以上の内容を持つという。ある意味革命だともコメントしている。
この上の記事の行く末を暗示する記事が下の記事。
以前、このニュース欄で、DB9の次のモデルが、順当にDB10となるのか、クラシカルなネーミングとしてDB4を復活させるか、アストン・マーティンは悩んでいるという話をしたが、とりあえず、アストン・マーティンがDB10からDB14までのネーミングを商標登録したことが明らかになった。
但し、あくまで商標登録したというだけのニュースであって、正式名称がDB10となると決まったわけではない。
デザイン・ディレクターのマレック・ライヒマンも、「DBであることは確かだ。しかし、その後がどんなナンバーになるかはまだ決定されていない。」と語っている。会社の上層部には、DB4をリバイバルさせることや、DB9のネーミングを引き続き使用することに執着している者もいるという。
どちらにせよ、新しい “DB” は、2016年に発売が予定されている。
Source : AUTOCAR
アストンはその存在感が大好きで、いつも憧れの一台。いや、いつまでたっても憧れが本音かな。他のスーパーカーにはない雰囲気。まさにイギリス紳士のようなたたずまい。このクルマに乗れる日が来るのかどうかはわかりませんが、アストンの動向はいつも気になります。
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