世界でも日本でも、高級車市場において、ジリジリと、いやしっかりと地位を築き上げ続けるレクサス。そのレクサスが、米国高級車市場において、７月のシェアが１年ぶりに第一位に返り咲きました。

個人的に大好きなメーカーだし、日本の企業だし、この勢いでもっともっと頑張って欲しいですね。

現愛のラインナップは、まだまだ不足しているのかもしれませんが、レクサスとしてのアイデンティティが固まってきた、今のデザインは所有する喜びを満たしてくれるブランドになってきたと思います。去年発表になったIS、先月発売になったNX、とどちらも順調で、日本でも納車まで結構な時間がかかるようです。

以下はカービューから
→レクサス、米国高級車市場を1年ぶりに制す

販売競争が激しさを増している米国の高級車市場。そんな中、レクサスが、7月の米国高級車市場において、1年ぶりにシェア第1位になったことが分かった。

これは各社が発表した7月の米国新車販売の結果から明らかになったもの。レクサスは7月、米国で2万7333台を販売。前年同月比は18.7％増と大きく伸びた。主力SUVの『RX』が14.5％増の9658台と牽引。主力セダンの『ES』も、3.9％増の6326台と堅調。新型『IS』も24.7％増の4542台と人気が高い。『CT200h』も、51.5％増の1979台と売れた。

メルセデスベンツブランドは7月、米国で前年同月比15％増の2万7192台を販売。『Eクラス』が、18.6％増の6648台と好調。新型に切り替わった『Sクラス』も、前年同月の3.3倍の1920台と大きく伸びる。SUVでは、『Mクラス』が6％増の3276台、『GLKクラス』が39.2％増の3870台と売れている。

BMWブランドは7月、米国で2万6409台を販売。前年同月比は9.8％増だった。『3シリーズ』と『4シリーズ』が、合計で26.4％増の1万2497台。『5シリーズ』も16.9％増の5676台と支持された。『X5』は、0.5％増の2688台と堅調。

アウディブランドの7月米国実績は、前年同月比11.9％増の1万4616台。SUVの『Q5』が、0.4％増の3189台で最量販車に。『Q7』も、8.9％増の1446台と好調だった。一方、セダン系では、『A6』が11.7％減の1820台、『A4』が9.1％減の2717台にとどまった。

この結果、レクサスがメルセデスベンツを141台上回り、2013年8月以来、1年ぶりに米国高級車市場を制した。レクサスグループのジェフ・ブラッケン副社長は、「いくつかのホットな商品のおかげで、米国のレクサスのディーラーは7月の販売新記録を打ち立てた」とコメント。

レクサスは2011年、米国高級車市場での首位の座から陥落。これは、2011年3月の東日本大震災の影響で、生産体制が大きな打撃を受けたため。レクサスは2010年までの11年間、米国高級車市場でシェア1位を維持していた。