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WordPress マルチサイト化のメッリト、デメリット


WordPress マルチサイト化のメッリト、デメリット



WordPressのマルチサイトを断念した理由

とても魅力的なWordPressのマルチサイト化。
マルチサイト化とは、ひとつのドメイン内にいくつもWordPressをインストールして、たくさんのサイトを作ること。
ドメインがひとつあれば、サブドメイン型か、サブディレクトリの形で、新たにサイトをいくつでも作れるというのは、非常に便利だし、SEO的にもいいということはわかっている。

たくさんのサイトを運営したいけど、その全てのサイトを毎日のように更新するというのは、大変な作業なわけで、それをひとつのドメインの中に作ってしまえば、一つ一つのサイトは、独立しているように見えるし、使える。しかも、独立したサイト同士は、結局ひとつのドメインの中に存在しているので、サイトのボリュームが大きくなる。これはとても大事なこと。細かいところまで見ていくとメリットだらけだと、正直思っている。
SEOの専門家ではないけれども、いまどきのSEO対策は、体験的にもいくつもサイトを作ってリンクを貼るよりも、コンテンツをしっかり作って、サイトのボリュームがある方が一番効果が出ている。

書きたい記事はたくさんあるけれども、その記事の全てが、同じジャンルということではない。マルチサイト化しておけば、色んなジャンルの記事を書いてもそのサイトのボリュームを増やすことが出来る。しかし・・・・・こんな魅力的なマルチサイト化だが、結局のところ断念した。設定がめんどくさいのであきらめたというわけではなく、メリットとデメリットのバランスを考えて断念。

もう一度、メリット・デメリットを考えてみよう。

 

 

WordPressでのマルチサイト化でのメリット

  1. ドメインが一つでいい 
  2. サイトのボリュームが増える
  3. 管理がしやすい

 

1.ドメインが一つでいい

一つのサイトを運営しようが、10個のサイトを運営しようが、ドメインは一つで、いくらでもサイトを追加できる。サイトの追加方法は、サブドメインかサブディレクトリ。
サブドメインとは、ドメインの前につくタイプ。mulitisaite.comというドメインの場合、subdomain.multisite.comというように、mulitisaite.comの前につくタイプ。サブディレクトリタイプは、後ろにつくタイプで、mulitisaite.comの後ろにつくので、mulitisaite.com/subdirectory となります。

どちらかというと、サブディレクトリのほうが、わかりやすいし、SEO的にもいいようです。
詳しいことはこちらの記事を参考にしてください。→サブドメインとサブディレクトリ、SEOに強いのはどっち?
SEO関連はこちらのサイトを参考にさせていただいています。

2.サイトのボリュームが増える

パソコンサイトとカメラのサイト、家電のレビューサイト、3つのサイトの運営方法として、ジャンルが似ているので、一つのサイトの中にカテゴリー分けして作っていくという方法もある、しかし、後々、ボリュームが増えてきた時に見やすいように、できればそれぞれ専門のサイトとして運営していきたいとい場合は、サイトを増やすことになります。
この時に、それぞれドメインをとって、別のサイトとして運営するには、コストもかかるし、ボリュームが出るまで時間がかかります。マルチサイトで補えば、どのジャンルの記事を書いてもサイトのボリュームは増えてくれることになります。

 

3.管理がしやすい

ここでの管理というのは、テーマもプラグインも共有できます。サイトごとに細かいCSSの設定やプラグインの設定を一括できるので、便利だということです。サイト内にサイトを作るので、それ以外の投稿などは少し面倒になります。

 

 

 

WordPressでのマルチサイト化でのデメリット

  1.  リスク分散出来ない
  2. プログラム上のトラブルやバグはどうしても増える
  3. 導入も使用も少々めんどくさい
  4. 現在使用中のレンタルサーバーwpXではマルチサイトは対応していない

 

 

1.リスク分散できない

大量にサイトを作って記事も大量になった時に、何かしらのトラブルが合った時にはすべてがやられてしまう。同じサーバーでも同じようなトラブルが起こる可能性はあるけれども、予算に余裕があれば、サーバーも分散してリスク回避すればいい。

 

 

2.プログラム上のトラブルやバグはどうしても増える

WordPressというのは、PHPがよくわからない人でも利用できるプログラムですが、そういう人でもマルチサイト化は結構簡単に出来てしまいます。しかし、トラブルが発生した時は、原因がわからず取り返しがつかなくなる可能性も・・・・。自分でも現在勉強中ですが、仕事でプログラムしている方や専門家の方のようには、簡単にはいきません。

実際、テストサイトで試しに色々やってみましたが、どうしても戻せない状況が出てきてしまいました。

 

 

3.導入も使用も少々めんどくさい

先ほど、簡単に導入できると書きましたが、分かってしまえば、なんだ〜という感じです。今はWordPressのマルチサイト化を検索するとたくさん出てくるので困らないと想います。
問題は使用感なのですが、サイトの切り替えや、表示などが少々めんどくさいです。

 

 

4.現在使用中のレンタルサーバーwpXではマルチサイトは対応していない

これはデメリットというわけではありません。サーバーを変えれば済む話で、評判もいい同社エックスサーバー社のシックスコアに変更しようかなと考えていたので、特に問題はありませんでした。その理由は、wpXの一番の売りである表示速度に関してですが、あまり、その差を体感できなかったからです。
しかし、色々と表示速度の研究をしていったらやはり、wpXが一番早いという結果になったので、やはり、wpXを使い続けたいという気持ちに変わってきました。現在の速度アップの方法はまた後日に、詳しくアップしたいと思います。
(※wpXサーバーで、表示速度をアップさせる現在のプラグインと設定){後日}




結論、マルチサイト化はしない。しないほうがいいかも

マルチサイト化というのは、とても魅力的です。これを実化しようと一生懸命調べて実際に試してみて、おやっ?と思うところもたくさんありました。それと同時に、マルチサイト化はやめた方がいいという記事に結構出くわしました。そこに書かれている内容は、たしかにと思う事がおおく、自分でもよ〜く考えて、やめることにしました。

サイトのボリュームを出すことは、最初のうちはいいのですが、それぞれのサイトのボリュームが大きくなってしまえば、意味がありません。逆にリスクのほうが増えてきます。サイトのボリュームが出来るまで楽をしたいという考えもあったのですが、やはり、納得の行くサイト作りは楽をしてはいけないということかな。

とにかく、自分的には後のことを考えても、性格的にあわあないのかもしれませんので、断念します。

 

 

 

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