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MacBook 有線LAN、無線LAN(Wi-Fi)接続対決


MacBook 有線LAN、無線LAN(Wi-Fi)接続対決

ー 有線LAN(Thunderbolt接続、USB接続)、無線LAN(Wi-Fi) ー

最近、どんどん進んできている光回線のインターネット接続環境。接続速度は速いにこしたことはありません。今では世界最速インターネットNURO 光というが出てきて、下り最大2Gbpsの世界に進化しています。ただし、NUROは、2014/07/26現在、一都六県しか使えないみたいです。

全国的に使えるのは、一般的にはauフレッツ等の1Gbpsが最高ですが、これも接続の仕方などによっては、せっかくの速度が台無しという経験をしました。

■安さが売りのYahoo!BB 光が月額実質500円!更に最大60,000円のキャッシュバック!←こちらは最大100Mbpsです。これでも十分に速いんです。

有線LANケーブルでの接続と高速Wi-Fi接続の速度差は一体どのくらいあるのだろうか、現在の速度はどのくらいなのだろうか、等々、様々な疑問が浮かんできたので、検証してみました。

実験した回線環境は、auの光回線、戸建てタイプです。



始まりは、ふと気になった現在の回線速度

正直、回線速度に関してはあまり気にしていませんでした。というか、不満を感じていませんでした。つまり、満足していたということです。きっかけは、サイトの表示速度に関して気になり始めて、WordPress用のプラグインを研究したり、画像を圧縮したり、CSSファイルを圧縮したりと、いろいろ行っていました。この時に、ふとインターネット接続回線の回線速度が気になったわけです。

無線LAN(Wi-Fi)と有線LANとの速度差

最近は自宅でのインターネット接続環境では、Wi-Fiでも十分に満足できるレベルなので、はっきりいって気にしていませんでした。(外出先でのWi-Fi環境は、まだまだ不満だらけですが)

実際に体感的にも気になるほどの差を感じていなかったので、有線LAN接続とWi-Fiとの速度差をキチンと計測したことがありませんでした。ところが、たまに重いサイトに接続した時に不満を感じ始めたので、早速計測することにしました。

こういうことは、気になりだすと、とことん気になるものです。

計測につかったサイトは、KDDI速度測定サイト・スピードチェック

他にも回線速度でググれば、たくさん出てきます。

 

KDDI速度測定サイト・スピードチェックKDDI速度測定サイト・スピードチェック

 

 

 

 

 

使用機器と接続環境

まずは、無線LAN(Wi-Fi)と有線LANの速度差をチェック

では、まず速度が期待できる有線LANの結果がこちら。

auひかりホーム(有線LAN(ケーブル接続))

 

有線-cat5

  • 下り速度 : 94.18Mbps
  • 上り速度 : 92.68Mbps

な、な、なんと!!!auひかりは、1Gbpsつまり、最大1000Mbpsのはずでは?

この時点で結構ショックでした。

画像にもありますが、「お使いのパソコンやLANケーブルはギガ対応になっていますか?」というメッセージ。

ん?・・・・・・・LANケーブル?

確かに、いままで気にせず家にあるケーブルを適当に色々つなげていたなぁ〜と思い早速チェック。そうなると、Wi-Fiの接続速度をチェックも期待できません。念の為にチェックしましたが予想通りの結果でした。↓

auひかりホーム(無線LAN(Wi-fi接続))

 

Wifi-cat5

でも、有線接続もWi-Fiも同じ速度なので、この時点ではどっちで接続しても同じというのが以外な結果。今のWi-Fiは優秀だなぁと感心しました。でも、こんなことに感心している場合ではありません。この速度自体がそもそもおかしいので、原因を究明。

まずはLANケーブルについてのお勉強。

ここで早くも、これが原因らしいことが判明。それはLANケーブルの種類。CAT-5e以降(CAT-5e : CAT-6 : CAT-6a CAT-7)はギガビット(1000Mbps)に対応しているけれども、CAT-5は100Mbpsまで。もしかしたらこれが原因か?ということで、今度は、現在のケーブルのカテゴリーを調べる方法を検索。調べる方法はケーブルに記載されているらしいので見てみたのですが、書いているものと書いていないものがあり、現在使用しているケーブルに関しては結局のところわからず・・・・。

でも、多分ここが原因だと決めつけ、現在接続している3本のLANケーブルをCAT-7に変更。こちらのサイト(LANケーブルが変わると速度がどれほどアップするか38種類テスト結果まとめ)で、詳しくテストしていたので参考にしました。

結論はCAT-5eから上のものは、どれも大体同じだということでしたが、今後の周辺機器のことを考えてCAT-7を選択。
サンワサプライ CAT-7 KB-T7ME-005BKW (0.5m)
サンワサプライ CAT-7 KB-T7ME-01BKW (1m)
サンワサプライ CAT-7 KB-T7ME-02BKR (2m)

 

接続を完了させて早速チェック!結果は↓

auひかりホーム(有線LAN(ケーブル接続))

 

有線-cat7

出ました!!! 快適なインターネット環境でご利用いただけていますのメッセージ。

  • 下り速度 : 718.33Mbps
  • 上り速度 : 787.71Mbps

 

続いてWi-Fiの速度チェックです。使っている接続機器AirMac Time Capsule もパソコンのMacBook Pro Ratina Retina, 15-inch, Late 2013もギガビットに対応していますので、こちらも大きな期待です。

ケーブルを全てCAT-7に変更後の期待の接続結果は!!

auひかりホーム(無線LAN(Wi-fi接続))CAT-7

Wi-Fi-cat7-apple

 

出ました!快適なインターネット環境でご利用いただけています

しかし! 予想していた速度と違う!・・・?

ここは、考えてもわからないので、すかさずアップルケアサポートへ電話。相変わらず丁寧に対応してくれます。結果は、システムレポートを保存して送信して判断して頂く事に。

PHYモードは、802.11acで接続されているにも関わらず、この数値は?これに関しては、後日サポートから連絡があり次第、結果をご報告致します。
(※確認方法はこちら、Mac 現在の無線LAN(Wi-fi)規格を一瞬で調べる方法

正直なところ、この速度でも十分早いです。不満がある訳ではありませんが、AirMac Time Capsule は、理論上は最高1300Mbpsです。せめて有線LANと同じ速度は期待したいです。

 

もう一つの回線速度✔️ USB接続の速度

ここまでの結果は、Apple Thunderbolt – ギガビットEthernetアダプタ を使った速度。MacBook系はLANケーブル接続が直接出来ないのでアダプタが必要になります。これが2種類あって、Thunderbolt接続とUSB接続の2種類。ショップの定員に一度聞いた事があって、「そんなに変わりませんよ」と言っていたので、最初はUSBの方(Apple USB Ethernet アダプタ)を買って、すぐにThunderboltの方を追加購入。

早速、チェック。結果は↓

有線-cat7-usb

 

全然違うではありませんか!

このUSB接続は、USB2.0扱いでした。当然と言えば当然です。こうなると、LANケーブルをCAT-7にしているので、Wi-Fiの方が早い事になるので、全く意味がありません。残念。

有線LAN接続での結果には満足しているので、あとはAirMac Time Capsuleの件の回答待ちです。
デスクをすっきりさせたいので、本当はWi-Fi環境で使いたいのですが、どうなることか。体感的には、200Mbpsと700Mbpsとの差はあまりわかりません。200Mbpsでも十分に速いという事だと思います。でも、やはり速いにこした事はありません。また何か気付いたら試して報告したいと思います。

 

追記

その後、アップルにAirMac Time Capsule – 3TBを無償で交換していただきましたので再度検証してみました。

その結果はこちら⇒「【Apple】AirMac Time Capsule – 3TB Wi-Fi速度の実測値

 

 

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