いよいよ今週末に迫った「EF 100-400mm f/4.5-5.6 IS II USM」の発売。もう予約をされてる方もいらっしゃると思います。私はというと、即買い予定のはずでしたが、最近購入した7D Mark Ⅱの行方が決まらないので、検討中です。とはいえ、気分は購入する気満々。ただ発売と同時ではなく、すこし様子を見ます。発売後に出てくるレビューを参考に決めたいと思います。
いち早く、こちらの方に手ぶれ補正のテストレビューが掲載されていました。この記事を読むと今回のEF 100-400mm f/4.5-5.6 IS II USMのISの性能はかなり期待できる性能になっているようです。
ISはファインダーで見ても大きな効果があり、揺れを止める効果は高い。実際のテスト画像では、400mm手持ちで1/12秒で撮影してもなお非常にクリアで、公称の4段分よりも更に高い効果。新しいISシステムは、旧型から買い換える理由の1つ。
SOURCE : DCFever
今回のリニューアルで気にいっているのが、高画質、0.98mまで寄れる近接撮影能力、直進式から回転式ズームになったこと。
高画質の為の技術は、蛍石レンズ、スーパーUDレンズ、新コーティング技術ASCと、てんこ盛り状態です。Canonによると、画質に定評のあるEF70-200mm F2.8L IS II USMと同等の高画質とのこと。これは期待してしまいますね。
蛍石レンズ・スーパーUDレンズ
蛍石レンズ、スーパーUDレンズを各1枚採用。最新の光学設計に基づき、それらを最適に配置することで、ズーム全域で色収差を良好に補正。高解像力・高コントラストを実現し、画質に定評のあるEF70-200mm F2.8L IS II USMと同等の高画質を獲得。画面の隅々まで鮮明な描写を可能としています。
新コーティング技術ASC
ASC(Air Sphere Coating)はレンズの蒸着膜の上に、空気の球を含んだ膜を形成する新コーティング技術です。屈折率の低い空気をコーティング内に規則的に敷き詰めることで、超低屈折率膜を形成。特に垂直に近い角度で入射する光に対して、高い反射防止効果を発揮し、フレア・ゴーストの発生を大幅に抑制することに成功しています。
0.98mまで寄れる近接撮影能力
初代の近接撮影納涼は1.8m。約半分近くまで短くなっています。望遠ズームレンズは遠くのものを写すものだけではないのです。このスペックは新たな表現力をもたらしてくれます。ここが一番のお気に入りですね。
直進式から回転式ズームに変更
筒を伸ばして距離を変えるよりも、回転式のほうが便利なわけで、当然の変更点だと思いますが、嬉しいのは100mmから400mmまでのズームリングの回転量は、わずか95°。これもすばらしい機動力になりそうです。
その他にも結構細かいところまで変更点が行き届いて見れば見るほど欲しくなるレンズです。SIGMAあたりにはスペック的にもコスト的にも魅力的な望遠レンズ「Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」や「120-300mm F2.8 DG OS HSM」があるので、このへんも悩みのタネになっています。
純正品はレンズ補正もできるのでやはり画質的には有利だと思うのですが、SIGMAも魅力的です。
SOURCE : Canon