ThunderboltはIntelとAppletが共同開発した高速データ送信技術。このThunderbolt規格がこの先も残って行くのかが不安になって来た。
新発売の新しい「MacBook」12インチで超薄型軽量のノートパソコンの有線外部接続はヘッドフォンを除けば「USB-C」のみ。どうやら、今のところのUSB-CからThunderboltへの変換ケーブルもない。
そういえば、久しくThunderboltDisplayがアップデートされていない。4kモニターだろがiMacのような5KのThunderboltDisplayだろうが作れるはずだが出てこない。最近では、iMacが8Kになるとまで噂されている。ThunderboltDisplayは完全に蚊帳の外になってしまっている気がしてならない。
確かにThunderboltとUSB-Cが両方存在する意味があるのかと考えると、完全に無駄なようにも・・・。結局Thunderboltは、ほぼアップル製品だけで普及。汎用性も互換性もコストパフォーマンスも悪い。これが他のメーカーもUSB-C規格を搭載し始めればなおさらThunderboltの未来が暗い。
転送速度に関しては、現在はThunderbolt2のほうが圧勝で最大20Gbps。MacBookのUSB-Cは最大5Gbps。ただ、USB-Cも現状で10Gbpsまで可能なモノが存在するので、今後はさらに早いものにバージョンアップしていく可能性があるので、そう考えてもThunderboltの存在は弱い。
裏話だが、今回のUSB-Cの開発はAppleが相当関係していて、かなりの技術提供をしているらしい。かなり力が入っている。すぐにというわけではないのかもしれないが、そう遠くない将来にThunderboltは存在していないかもしれない。
ThunderboltだらけのMacProは今後どうなるのか?この辺のアップデートや新製品の動向を見て考えるしかない。現在、保存用のデータはThunderbolt接続のHDD。これも使えなくなる可能性がある。追加で購入を考えていたが、しばらく様子を見たほうがいいかもしれない。
余談だが、新しいMacBookのUSB-Cでは、かなり遅い速度ではあるが、モバイルバッテリーpackでの充電も出来るらしい。つまり、MacBook用の持ち運び用バッテリーパックが出てくる可能性が十分ある。これが意味するのは、iPhoneもiPadもMacBookもひとつのバッテリーパックでまかなえるということ。
今までのUSBもThunderboltもHDMI規格も一緒にできるのだから、今のところUSB-Cのほうが万能に見えてきます。パソコンの統一規格として販売されれば、周辺機器もスッキリ。やはりいいことだらけ。
今回のUSB-C規格は小さな外部接続規格だが、とても大きな存在のように感じてなりません。自分の中で、今後のThunderbolt関係製品の購入に影響が出始めたくらいですから。今すぐの話ではありませんが、周辺機器はメインのパソコンよりも長く使うので、パソコン選びよりも時間をかけます。それぐらい重要な出来事が起こりつつある。
2年、いや1年もあればこの動向ははっきりすると思う。その間は周辺機器の購入は控えたほうがいいかもしれない。
単純な口(ポート)と転送の規格をごっちゃにされてますね。
Mac搭載のUSB-Cは口はUSBでも中身はThunderboltですよ。
Thunderboltはほとんど何にでも変換可能な規格。つまり最近発売されているUSB-C to USBアダプタとは口の変換だけでなく、内部ではUSBからThunderboltに変換されている訳です。
ほかにEthernet、ATA、PCI、HDMI、VGA、DVI、などに変換ができます。もともとがPCの拡張用に作られている規格PCIの拡張ですから、当たり前なのですが…。
つまり、残念ながら、Thuderboltがなくなることは絶対ありませんよ。
そうなんですね。あんまり詳しくないので、ポートの形状が違うと慌ててしまっちゃって。この辺の規格は難しいです。ご意見ありがとうございました。