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本州最北端の美味しいラーメン屋さん「佐井村 はなまる」


本州最北端の美味しいラーメン屋さん「佐井村 はなまる」

美味しいラーメン屋さんは日本全国に、山のようにたくさんあります。しかもラーメンの味は、今は多種多様。まだまだ新しいものが出てきています。まさに進化が止まらないジャンルの国民的人気ソウルフード「ラーメン」

その中でも、個人的に美味しいと思えるラーメン屋さんのなかでは、そそらく本州最北端だと思うラーメン屋さんが、青森県下北郡佐井村にある「はなまる」。

人口約2300人のこの村に、まさかこんな本格的なお店があるとは。

この佐井村で有名なのは仏ヶ浦観光。その仏ヶ浦に向かう観光船乗り場や物産館などが入っている施設アルサスがあります。

佐井村アルサス

このアルサス2階の飲食店コーナーの一つがラーメン屋さんの「はなまる」です。

佐井村は、この建物以外は目立った施設が見当たらなく、観光客が多いので観光客目当てのお店と思いきや、かなり本格的。実は地元に愛されているラーメン屋さんのようです。

はなまるラーメン-店内04はなまるラーメンー店内

今のシーズンのように観光シーズンでないときでも、営業時間中(11:00~14:00)は連日満席です。

MENUを見れば納得です。近くには本格的なラーメン屋さんは少ないらしく、そのニーズに答えるためにラーメンのジャンルは多めで、沢山の人の好みに合わせた構成になっています。

個人的には味は1種類というのが好きなのですが、それはある程度の大きさの街に住んでいるのが条件。こういう場所では、こういうスタイルのほうがむしろ、お客さんのことを考えている感が伝わってきます。



絶対に迷う、豊富で魅力的なメニュー構成

先ずはMENUの写真を御覧ください。

はなまるラーメン-MENU

このメニューは悩みます。美味しそうなラーメンがたくさんありすぎて本当に悩みました。しかも写真もとても美味しそうです。余計に迷いました。

ただ、家族と観光で訪れたので、全員で違うラーメンをたのむことに。

やはり、人気No.1は外せないので、こってりしょうゆらーめん。

はなまる-こってりしょうゆらーめん

見た目にはとんこつのこってりしょうゆラーメンですが、先日紹介したホープ軒のように単なるとんこつラーメンではなく、最近流行りの魚介系のだしが加わったあじです。かといって大勝軒のようなのとも少し違うかんじ。醤油ラーメンでありながら、豚骨と魚介のいいところを加えた感じ。

もちろん美味しくいただくことが出来ました。人気No.1なのもうなずけます。

個人的に気になったのは、排骨麺(パーコー麺)

「排骨」この文字を見てしまうと、もうこれしか目に入りません。

そうです、ただ単に排骨が好きなだけなのです。もちろん排骨飯も大好きです

本州最北端に来て、まさか排骨麺があるとは!!!もう無条件です。私は迷わずこのラーメン。

はなまるラーメン-排骨麺

食べてびっくり!排骨麺のイメージはあっさり目の醤油ラーメンの上に排骨がのっているのが普通ですが、この排骨麺は塩味系。

しかし、あっさり塩味ではなくこってり塩味。塩味というのもオドロキですが、こってり塩味という発想もお見事。そうそうお目にかかれない組み合わせです。

先ほどのこってり醤油ラーメンよりも、個人的には断然、こっちの味のほうが好みでした。はっきり言って、かなりストライクな味。好みのど真ん中をつかれた感じです。東京にあったら絶対に通って食べたい味です。

つけ麺好きの娘は迷わずつけ麺

つけ麺が大好きな娘は迷わずつけ麺。親と一緒です。真っ先に好みに突っ走る性格のようです。

最近のつけ麺は、同じ値段で量を選べたり、最初から量が多かったりというのが主流ですが、そういう流れとはちがい、女性でも食べきれる位の量でした。

はなまるーつけめん

はなまる-つけめん02

麺は、つけ麺にしては細め。味は魚介系をベースにしたスープ。はやりのどろどろ系ではなく、味はしっかりしているがさらっとした感じ。ほんの少し甘さも加わりさっぱりと食べられる感じ。軽めに行きたい人にはいいのかもしれません。

我が家は、この甘めのつけ麺に対して賛否両損で意見が真っ二つ。末っ子(男の子)と私は苦手な部類。しかし、この味が好きな人はいそうな感じで美味しさは十分です。

もしかして二郎系?ラーメン一郎

ジロリアンほどではないが、ラーメン二郎は嫌いではありません。年に数回しか行きませんが、どちらかというと好きな方です。

その二郎系のラーメンと思わせるネーミングのラーメン、「ラーメン一郎」

店主に聞くと、予想通り二郎系ラーメン。

またまた本州最北端に来て二郎系のラーメンに出逢うとはびっくりです。ということで、このラーメン一郎もたのんでみました。

はなまる−ラーメン一郎

まさしく二郎系。トッピングも同じです。二郎系の大きな特徴のひとつは、あの太めの自家製麺。こちらのラーメン一郎は少し細めなので、そのへんが違う感じです。二郎系にも色々あるので、これも二郎系と呼んで良いレベルの味でした。

青森の定番は、あっさり系醤油ラーメン

その土地の文化や味の歴史を知るには、やはりあっさり醤油ラーメン。

最後はメニューの中で一番オーソドックスな「はなまるしょうゆらーめん」をたのみました。

青森県のラーメンは煮干し系のあっさり系が特徴で、この土地独特の出汁のラーメンが楽しめます。煮干し系というラーメン屋さんは東京にもたくさんアリますが、どこかに動物系の出汁が色濃く出ている感じです。しかし、青森県のラーメンは魚介系のだしの出方が独特なのです。

都会で食べる魚介系のそれとは全く別物です。

はなまるラーメンー下北郡佐井村01

このラーメンもそんな感じですが、青森市のそれとは若干ちがい、煮干し以外の節系がたくさん使われている感じがします。青森市の煮干し系ラーメンとは少し違いますが、青森の風土は感じられます。あっさりしょうゆが好きな人は、こちらのラーメンかな。

サイドメニューも充実

他にも餃子や唐揚げなどサイドメニューも充実。

チャーシュー丼、葱チャーシュー、豚辛もやし、鶏の唐揚げのサイドの他に、カツ丼やとんかつ定食まで。

このへんは本当にお店が少ないというか、ほとんどないので、この充実ぶりで地元に住民に愛されているのはよく分かる感じがします。排骨麺は本当に絶品。また食べたいですね。観光地ということもあると思いますが、全体的には少し高めの印象。しかし、場所的なことを考えるとすべてに経費がかかってそうなので、この値段はしょうがないのかもしれません。

逆に観光地ということを考えると、ここまでこだわってこの値段では安い方の設定だと思います。

充実メニュー

  • こってりしょうゆらーめん ¥850
  • はなまるしょうゆらーめん ¥750
  • 排骨麺 ¥980
  • つけめん ¥900
  • タンメン ¥950
  • 担々麺 ¥900
  • ラーメン一郎 ¥950
  • 味噌ラーメン ¥800
  • レッドホットチリタンメン ¥950
  • 味噌カツラーメン ¥980
  • から揚げ丼 ¥250
  • ラーから(ラーメン+唐揚げ+ライス) ¥950〜
  • チャーシュー丼(普通味) ¥400
  • チャーシュー丼(辛味) ¥400
  • 葱チャーシュー ¥280
  • 豚辛もやし ¥280
  • 鶏の唐揚げ(4つ) ¥380
  • こだわりのポークカツ丼 ¥800
  • 厳選豚のとんかつ定食 ¥1180
  • お子様ラーメン ¥580

最近出た新メニューが気になる!

このお店のフェイスブックページハナマルラーメン(Facebook)をみていたら、面白い新メニューが出ているではないですか!

見た瞬間。この手があったか!と感心しました。

その名も「カツカレーラーメン」!980円。

はなまるラーメン-カツカレーラーメン

味噌カレー牛乳ラーメンで有名な青森県なので、カレーラーメンの発想は普通にあるのですが、カツカレーという発想はやられました。カレーラーメンにかつは、合わないわけがない組み合わせ。食べる前からおしいいです!と言ってしまいたくなります。

簡単に食べにいける距離ではないので、真似をして自宅で作ってみたいと思います。

今回の採点表

好み度(5点満点) 4.5点 好みのメニューが存在していました
おいしさ(5点満点) 4.0点 どのメニューも平均以上の美味しさはあります
リピート確率 100% なかなかいけない距離ですが、行く機会があれば必ず寄ります

 

ハナマルラーメン

青森県下北郡青森県下北郡佐井村大字佐井字大佐井112
0175-38-4214
11:00~14:00

 

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