Cinderella シンデレラ 実写版に期待していない人ほど見てほしい。
いきなり結論から申しますと。絶対オススメです。娘と二人で観に行きましたが、早速帰って妻にも絶賛してしまいました。シンデレラの実写版がこんな感じだったらいいなと思える作りになっています。逆にこちらが本物で、物語やアニメーションの方が後のようにも感じるクオリティでした。
アニメーションなどでは、省かれている状況や展開が細かく描写されているので、ストーリー展開に無理がありません。そのために知っているストーリでも楽しめたのだと思います。
シンデレラの謎
今まで、シンデレラの物語に対して不思議に思っていたことがいくつか不思議に思っていたことがあります。例えば、どうして父は意地悪な継母と再婚したのかとか、なぜフェアリー・ゴッドマザーがシンデレラの前に現れたのか、深夜12時を過ぎた時になぜガラスの靴だけ元に戻らなかったのか? そういう細かいところもわかりやすいストーリーになっています。
勇気と優しさとほんの少しの魔法
シンデレラの座右の銘が「勇気と優しさ」。
この言葉が物語のキーワード。物凄く単純で当たり前の事が起こす奇跡の物語は、知ってはいるもののみていてドキドキ・ワクワクさせてくれました。
最初はこの人がシンデレラ役?と思っていたら最後には、この人じゃないとダメかもと思えてきます。主役のリリー・ジェームズの印象が、どんどん変わっていく姿が不思議です。
王子様役も、その設定もお見事。
まだ小さい娘と見たので、当然吹き替え版なのですが、シンデレラ役の高畑 充希と王子役の城田 優もなかなかです。王子のほうがはまってたかな。
またく期待してもいなかったし、本当は見たくありませんでした。映画館の予約をしても大きな劇場なのにガラガラ。予約はほとんどなし。数人程度。個人的には不思議ではありませんでした。自分だって同じ気持ちですから。あえてシンデレラを見に行く必要なんて・・・?という気持ちです。前評判もあまり聞こえてこなかったし、娘には違う映画にしようと言いましたが、娘の気持ちは変わりません。
今日は仕方がないと言い聞かせ、娘のために「勇気と優しさ」で観に行った映画は、とても素敵な魔法をかけてくれました。
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