ハンバーグの旅を開始
子どもと始めたラーメンの旅。たまの外出時だけとは言っても、つねにラーメンが食べたいわけではないので、いつもラーメンというのも面白く無いということになり、始めたハンバーグの旅。
みんな大好きハンバーグ。自分たちのお気に入りを探す旅をスタート!
子どもと始めたこの企画は、子供たちも好奇心をもち、行ったことのない店を楽しむようになりました。せっかくの外食、簡単に済ませたい時でも、できるだけ食べたことのない店に行って楽しむということが定番になりつつあります。
家族全員の時はノンジャンルで、みんなが行ったことのない店。そしてもうひとつは「1品だけで勝負する店」。これが結構楽しい。これはできるだけ大人だけの時にいこうと思っていますが、先日、息子に新宿のそば屋さん「かめや」を体験させてしまいました。
「かめや」で、こどもが食べているところなど、今まで一度も見たことがありませんダメというわけではありませんが、カウンターしかないお店でゆっくり食べるところではないので、親としても躊躇しますが「どうしてもそこに行きたい!」とききません。
父親も、母親もふたりとも大好きで、お互いに一人でもよく行くくらい美味しいそば屋って・・?どんな味?という思いがとうとう限界に達したようだったので、お店の混み具合をみて並んで待っている客さんもいなかったので食べさせてあげました。
息子:「パパはいつも何をたのむの?」(いつも通っている人が食べているものが美味しいに決まっているという考え方の息子。その通りです。)
父:「ここは、天玉そばだよ。定番だね。天玉そばを頼む人は多いよ。」
息子:「じゃあ、僕もそれ!」
実はざるそばが大好きな息子。しかし、初めてのお店で、ずっと行きたかったお店は、先ずは先人が好んで食べているものを食べて判断することにしたようです。メニューも全く見ていません。自分が子供の時って、こんな余裕はなかったなぁと思いながらも感心しました。
この日の店員さんは、ものすごく優しそうなおじさんで、子供に対しても優しく応対してくれました。
天玉そばが出てくると、まず息子が驚いたのは、そのスピード。そして天ぷらの大きさ。見慣れたそばなのに、子供の目にはとても新鮮に映ったようです。もちろん大喜び。早速いただきました。
途中、息子がひとりごとで「わさびってあるのかな〜」と聞いてきました。その瞬間も優しいおじさんは逃しません。「あるよ!」と優しく一声。そしてすぐに出してくれました。
食べ終わった私は、席を立ち息子が食べ終わるのを待ちました。こういう状況って子どもには結構プレッシャーがかかるもの。しかし、人見知りを余りしない息子は平気のようでした。来た時には席も少し空いている状態だったお店も、並んで待つ人が出始めていました。お店も並んでいるお客さんもすみませんでした。
出汁までしっかりと飲み干し完食。お店を後にし、感想大会です。
父:「どうだった?」
息子:「うまい!やばいね!」
父:「パパがたまにこっそり来るのが分かるだろ!?」
息子:「わかる、わかる」
父:「富士そばとどっちが美味しい?」
息子:「ここが100点だとすると、富士そばは10点!」
父:「そこまで!!!!?まあ、とにかく美味しいってことだな。気に入っただろ」
息子:「気に入った!今度はざるそばを食べる!」
この日、息子は禁断の味を知ってしまいました。禁断の味とは死ぬほど美味しい味ということではなく、また食べたくなる味のこと。息子は、大人になってから知る味を、子どものうちに知ってはいけない味を、体験してしまいました。禁断の味を知った息子は大満足のようでした。
ハンバーグの旅からだいぶ脱線して、そばのお話のようになってしまいましたが、どんなに安い店でも、知らないお店の旅は、子どもにとっても、自分にとっても、家族にとってもたまに楽しむイベント。そこに新たなジャンル「ハンバーグの旅」を加え楽しむことにしました。
基準の店はつばめグリルのハンバーグのハンバーグ。つばめグリルではハンブルグ。個々の味や価格などを基準お店として始めたいと思います。
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